クライアントのFさん(50代女性)はインドの伝統的医学アーユルヴェーダのセラピストです。 食、運動、環境にも気を配っているFさんですが、中学生の頃に体育のマット運動で首を痛め、それ以来ずっと首の痛みや肩こりに悩まされていたとの事。
知人から「首をちょっと押さえるだけの不思議な所なんだけど、騙されたと思って一度行ってみて」と何とも怪しげな紹介を受けてアジャストを受けにきたそうです(笑)
確かに間接的に話を聞くとちょっと怪しげに思う方もいらっしゃると思います。そんな不安を解消し、安心してアジャストを受けて頂く為に、初めての方にはしっかりと問診と説明を行っています。
Fさんは西洋医学が良い、東洋医学が良いなどと対立する考え方ではなく、良いものは良いというシンプルな考えをお持ちの方です。 上部頚椎カイロプラクティクの哲学にも感銘を受けて頂き、「自分自身の生命力で体を整える」ことや「根本を整える」という部分では自身の考え方と共通する部分もあったようで、首を大きく頷いて共感して頂きました。
調整後の反応には個人差がありますが、Fさんの場合は調整直後から首がスムーズに回ったり、痛くて挙がり辛かった右肩が楽に挙がったり、早くも変化が現れました。
日頃から食、運動、精神を意識している方は、感覚も鋭く、心身も早く変化する方が多いような氣もします。
しかし、せっかくアジャストを受けて首を整えていても、暴飲暴食、運動不足、否定的な言葉を使うなどの生活をしていては自身の中にある生命力も働きは悪くなります。
上部頚椎カイロプラクティックは健康を維持する為の一つの手段ですが、本来、「真の健康とは自らつくりだすものです」 一人一人が自分自身の内側にある生命力に氣づいて頂き、自分らしく笑顔で人生を楽しんで欲しいと思います。
カイロプラクターとして、少しでもそのお手伝いができれば嬉しいですね。