どんな病も治せると豪語していた若き日に、しかし恩師の命を救うことが出来ずに挫折するBJに対して、恩師が語りかける最後の授業としてのこの言葉。
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね。」
この言葉はカイロプラクターである私にとっても非常に強烈なインパクトを与える言葉です。
なぜなら、私がクライアントに対してアジャスメントを施したからといって、
全てを変えることはできないからです。
生かす力も、治す力もすべてはクライアントの内側に中にあるのです。
ですので、カイロプラクティックを受けにくるクライアントに対しても
この一回の施術ですべてが良くなる訳ではありませんとお伝えします。
そもそカイロプラクティックは痛みをとることを目的としているのではなく、その人の能力の向上すること
本来の自分を取り戻すことだと思います。
痛みはその結果としてとれるもの
しかし、痛みや症状が見え見えて分かりやすいのも事実なので
そこも大事
ただカイロプラクティックは魔法ではないので
たった一回のアジャストで全てがよくなるのか?
よくなる場合もあるし、よくならない場合もある
アジャストを受けたからといって、暴飲暴食をしていたり、まったく運動をしない
否定的な考えや否定的な行動も
流れを妨害したり、機能低下に繋がる
アジャストメントはあくまでも手段のひとつであり、今までの生き方習慣を見つめなおす
きっかけ一つになったらそれでいいのではないだろうか?
考えには賛否両論あると思うが
私の友人がダイエットをする時に
断食をやったそうだ
でも一回の断食をしたからといってずっと健康を保てる訳ではない、
それはあくまでも一つの手段である
運動やその後の食生活の改善も必要であるということ
だから断食も一つの手段 きっかけなのだ
私達の体は自分の思考や食べ物行動でできた結果なのですから
依存するのではなく
真の健康は自ら作り出すものです。
私はそのきっかけづくりや人生の質を向上させるために
一歩前に進みたい人のサポートができれば嬉しいですね!
こつはあって
まずはよくなる ぜったいよくなる と決めること