昨日は76歳になるMさん(女性)が息子さんの紹介でアジャストを受けにきました。
Mさんは長年、農業の仕事に従事しており、背骨に歪みがあって腰が痛いとのこと。
Mさんとお話させて頂くと戦争や原爆で苦労された時の話を伺うことができました。
原爆で親を失い、当時小学校3年生だったMさんは幼い妹を連れて、小さいながらに色んな仕事をされたそうです。
食べるものも、着るものも、住む所さえままならない環境で、それは言葉では言い表せないぐらいのご苦労があった事と思います。
私にも小学校3年生に子どもがいるので、自分の子どもがそのような環境だとどうなるのか?
話を伺っていて、本当に胸を締め付けられるような氣持ちで、自分の今の環境が満たされ感謝の足りない私であることと、平和の大切さを改めて考えさせられました。
小さな小さなMさんの背中ですが、今まで頑張ってこられた事をこの背中が物語っています。
今までMさん達大先輩の頑張りがあって、この日本という国を支え発展させてくれたのでしょう。
Mさんが今まで頑張って体を酷使してきた分、少しでも痛みが和らぎ、健康で笑顔の溢れる毎日を過ごして頂きたいという想いでアジャストさせて頂きました。
来月は昔からの友人達と一緒に嬉野へ温泉旅行へ行かれるそうです。
体も心もゆっくり癒されてきてください。