今日は仲間と一緒に雲仙へ霧氷登山に行きました
雲仙は昨年末に降った大雪が未だ解けておらず、
深い部分では40㎝程の積雪があります
今日の雲仙の気温は-11℃
時折強風も吹き荒れ、
顔面が痛くなるほどの冷たさでした
-11℃の世界では手洗い鉢の水が
ガチガチに凍ってしまいます
初の霧氷を見る為に、転んでは立ち上がり
また、転んでは立ち上がる
まるで映画「ロッキー」のように困難に負けず
ひたすら険しい山道を登る私達
登山、開始から約2時間程経った頃、
道がアイスバーンになっており
安全面を考慮して直ちに登山を中止した方が
良いとのリーダーの判断で、
歩いてきた道を引き返すことに
残念
でも、無理して事故でも起こしたら
それこそ大変ですからね!
今回は二人の息子を連れて参加したのですが、
大の大人達でさえも滑ったり、転倒したりするこの始末
5歳の次男坊も
何度も転倒し、手袋やズボンは既にビショ濡れに
代わりに私の手袋を貸しましたが、それでも転倒を繰り返し
寒さと疲れもあって、とうとう泣きだしてしまいました。
その場に立ちすくみ
私もどうしようもできずに困っていると
・・・
ここで、救世主が
私達の後からやってきた
ご婦人の団体の一人が
「ボク、どうしたの?」と声をかけてくれました。
「手袋が濡れて・・・手が冷たくて、痛かと」
「ヨシ、おばちゃんの手袋ばボクにあげるけん頑張らんね」
そう言ってご婦人は自分がはめていた手袋を外し
真っ赤になった息子の手を擦りながら
息子の小さな手にあたた~い手袋をはめてくれました
他のご婦人方からも
「このカイロも持っとかんね!」
「もう一つ、おばちゃんの手袋も重ねてはめとかんね」と
見ず知らの方々からたくさんのご好意を頂きました
(鹿児島の登山チームの皆さん本当にありがとうございました。)
新しい手袋を手にした息子はすっかり元氣を取り戻し、
無事に下山し冷えて疲れた体を温泉で温めました
今回は残念ながら初の霧氷を見ることはできませんでしたが
大自然が織りなす-11℃と厳しい寒さと景色
そして、
人の温かい心の温もりを経験することができて
本当に良かったと思います
今回の登山を経験して、
息子達の心にも何か残ってくれると嬉しいな
ヨシ、来年はまた一回り大きくなって挑戦だ
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